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Security

休暇中のプライバシー対策は自宅から始まる

ホテルの部屋でもハッキングに遭う可能性はあります。

今年の初めに、F-Secureの研究者Tomi TuominenとTimo Hirvoenは一つのハッキング手法を明らかにしました。それは世界各地のホテルの客室への侵入を実現し得るものだったのですが、彼らは製造元にこの脆弱性を開示して解決に協力しました。しかし言うまでもなく、ハッキング手法を編み出す人間が、常に彼らのような善意を持っているわけではありません。

ほぼすべての物がハッキングに遭う可能性を持っています。そのため、プライバシーを保護するには積極的な対策を取る必要があります。そしてそれは、旅行に出発する前から始まるのです。
この夏旅行に出発する前に次の対策を行い、身の回りの脆弱性を減らしておきましょう。

1.VPNを準備していつでも使えるようにする

休暇中にWi-Fiを使用するつもりなら、たとえ宿泊予定のホテルが「安全な」ネットワークを提供していたとしても、すべてのデバイスにおいて常にVPNを利用するようにした方がいいでしょう。
「VPNなしでは、誰でも簡単に同じWi-Fiを使ってトラフィックの大部分を監視することができます」とF-SecureのチーフリサーチオフィサーMikko Hypponenは注意を呼びかけています。

2.サードパ-ティーアプリを利用して二段階認証を設定する

データを守るために、重要なアカウントには利用可能な限り二段階認証を取り入れるべきです。また、FacebookやGoogle、その他のサイトでも、あなたが旅行中であるということを認識して追加の確認ステップを起動してくれるかもしれません。
F-Secureの専門家たちは、Google Authenticatorのようなサードパーティの認証システムを推奨しています。SMSより安全で、携帯番号や機種を変えた後でもそのまま使用することができるからです。

3.帰宅するまでソーシャルメディアで連休中の予定や写真をシェアしない

Instagramが影も形も無い時代のアドバイスのように聞こえるかもしれません。しかし自宅や実家が留守であることを知らせないというのは、今でも基本的なセキュリティ対策として通用します。最低限、携帯電話で現地情報のタグ付けをするのはやめましょう。あなたがビーチにいる間に、招かれざる客を来訪させないためにも。

4.全てのものにパスコードを設定する

空港へ行く前に、携帯やタブレット、ラップトップへの強固で複雑なパスコード設定を済ませてください。デバイスの置き忘れは、盗難や不正アクセスの被害に遭う可能性が最も高い状況です。解除されにくいパスコードを設定しておけば、せめて端末の買い替え代金だけに被害を抑えることができます。

5.【上級者向け】ラップトップや携帯電話を持って行かない

あなたは税関職員からパスコードの解除を強要されるかもしれません。もしプライバシー侵害への強い懸念があるなら、Chromebookや使い捨て前提のAndroidのような処分しやすいデバイスを、その旅行専用として使うことを検討するのもよいでしょう。 もうひと手間かけるなら、旅行用に偽のアカウントを作成し、職員にソーシャルメディアやEメールの活動を知られないようにすることもできます。

ホテル滞在時の対策

最後に、滞在ホテルのセキュリティにはどのように対策すべきでしょうか?

部屋にいるときはドアチェーンを使用し、部屋の外に出るときは貴重品を持って行ってください。F-Secureの専門家たちはホテルのセーフティーボックスを信用していません。何故かと言うと、セーフティーボックスにもデフォルトパスワードがあり、多くの人々がそのことを知っているからです。

オリジナル記事情報

    Privacy on Your Vacation Begins at Home
    掲載日:2018年6月8日
    執筆者:Sandra
本記事はF-Secure KKの許諾のもと、オリジナル記事を日本語に翻訳・編集したものです。

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