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アテンションプリーズ、このWiFiは危険です

クラウドセキュリティサービスを提供するCoronet社は、45のアメリカの空港を対象に、どの空港の公衆無線LANが最も危険かを調査した結果を発表しました。
それによると、最も危険な空港はサンディエゴ国際空港、反対に最も危険度の低い空港はシカゴ・ミッドウェイ国際空港でした。

25万人分のデータによる調査

Coronet社は、旅客数の多い45の空港を対象として5ヶ月にわたり公衆無線LANの安全性調査を行いました。
調査は、25万人の顧客を通じてデータの収集・分析を行って実施されました。ユーザーのデバイスに潜む脆弱性と空港のネットワークに対する危険性のそれぞれに、最高5点を割り当てます。つまり10点満点が最も危険であるという採点方法です。
スコアと安全性の目安は次のとおりです。

  • スコアが5.9以上
  • 不正なネットワークの検知やデバイスの完全な保護が可能なセキュリティソリューションを使わない限り重大なリスクに晒されます。

  • 5.4から5.9の間
  • 不正なネットワークの検知ができるようなデバイス保護を実施し、既知のネットワークへ接続することが推奨されます。

  • 5.4未満
  • 既知のネットワークへ接続することが推奨されます。

最も危険だった空港

今回1位となったサンディエゴ国際空港(SAN)は、満点である10点を獲得しました。

画像:Americas_Most_Insecure_Airports.pdf

中程度のリスクを持つネットワークに接続する可能性は30%、同じく高リスクなネットワークの可能性は11%と、どちらも他の空港と比べて高い値を示します。
更に、「#SANfreewifi」というSSIDでは、Evil Twin[1]によるものと見られるARPポイズニング攻撃が確認されました。

他の有名な空港の結果としては、

  • サンフランシスコ国際空港(SFO):5.8
  • ロサンゼルス国際空港(LAX):5.4
  • ジョン・F・ケネディ(ニューヨーク)国際空港(JFK):5.7

となっています。
どれも5.4から5.9に位置しており、デバイス保護が推奨される環境です。

調査を行ったCoronet社のDror Liwer氏は次のように述べています。

顧客の利便性のためにWi-Fiの安全性を犠牲にしているアメリカの空港は、枚挙に暇がありません。結果として、そうした安全でないWi-Fiを利用するビジネスユーザーは、自らのデバイスも彼らの企業全体のデジタルインフラも危険に晒しているのです。– Dror Liwer, Coronet

デバイス保護を実施しよう

データ通信の国際ローミングサービスが進んできた現在でも、空港内の無線LANサービスを利用する機会は決して少なくありません。
しかも、急ぎの用事で使うシチュエーションも多いことでしょう。
だからこそ、WindowsラップトップからiOS端末まであらゆるモバイル端末を日頃から保護しておくことが重要です。

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脚注

[1]Evil Twinという手法についてはこちらの記事をご参照ください。

参考(外部リンク)

Americas_Most_Insecure_Airports.pdf(プレスリリース版はこちら

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