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クラウドセキュリティ市場が拡大傾向(IDC 発表)

IDC Japan が 2019年12月26日、国内の情報セキュリティ市場予測を発表しました。
セキュリティ市場全体としては例年と変わらず右肩上がりで、今後も市場規模の拡大が予想されています。

中でも特に高い伸び率が予測されたのが「SaaS型セキュリティソフトウェア市場」です。
2019年のSaaS型セキュリティソフトウェアの市場規模は前年比14.5%増の325億円と予測されています。その後も2023年までの年間平均成長率は13%と高い水準を維持し、2023年には521億円まで市場規模が拡大する見込みです。

国内情報セキュリティ市場 製品セグメント別 売上額予測、2016年~2023年(IDC)

クラウドセキュリティ市場拡大の背景

では、クラウドセキュリティ市場が拡大すると予測された背景としてはどのようなものがあるのでしょうか?
大きな要因として、以下の4つが挙げられます。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展

2020年はデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により、企業のクラウド/モバイル環境への移行が更に加速することが考えらえます。
アプリケーションが場所や端末を問わず動作し、管理すべき情報は分散され、端末やアカウントの管理は更に複雑化するでしょう。そのような状況につけ込み、攻撃経路は多様化する一方です。あらゆる攻撃手法に対抗するための包括的なセキュリティ対策ソリューションに対する需要が高まっています。

東京五輪開催に伴うサイバー攻撃増加に対する懸念

東京五輪開催に伴い、サイバー攻撃が多発することが懸念されています。実際、これまでにも世界的に注目を集めるスポーツイベントはサイバー攻撃の標的となってきました。当然、今回開催国となる日本も標的となることが考えられます。
このことから、クラウドセキュリティをはじめとするセキュリティ対策製品への需要が高まるとIDCは見込んでいます。

「クラウドサービスの安全性評価制度」の開始

現在、政府機関においてパブリッククラウドサービスの活用を促進させる動きがあります。それに伴い、2020年秋には「クラウドサービスの安全性評価制度」の開始が予定されており、これまで統一指針のなかったクラウドサービスの採用に関する指標や管理策・監査基準が示されることになりました。これにより、企業においてもパブリッククラウドサービスの利用が加速するとIDCはみています。

クラウドサービスの管理・設定ミスによる情報漏洩の多発

2019年も、ビジネスにおいて広く活用されていたクラウドサービスにおいて、設定ミスなどの人為的要因による情報漏洩事故が多発しました。
特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(JASA)が発表した「情報セキュリティ監査人が選ぶ2020年の情報セキュリティ十大トレンド」の一つにも、「クラウドサービスの管理・設定ミスによる情報漏洩」が挙げられています。
このことから、クラウド利用ポリシーやクラウドサービスに適したセキュリティポリシーが定められているかを把握するソリューションに対するニーズがより高まることが考えられます。

対策

各組織の市場予測や報告内容から、クラウドセキュリティへの注目が高まっていることが窺えました。こうした環境の変化により、企業においてもセキュリティの在り方を見直す時期に差し掛かっています。
クラウド環境においては、外部からの脅威対策はもちろんのこと、セキュリティポリシーの一元管理、アクセス管理などを含めた包括的なセキュリティ対策が求められています。

宝情報では、DX 時代に必要なクラウド/モバイル セキュリティソリューションを取り扱っています。

CheckPoint CloudGuard SaaS は、SaaSアプリケーションのアカウント乗っ取りを検知・防止します。また、許可されていないユーザーやデバイスをブロックするため、攻撃者が正しい資格情報を有していても疑わしいログインを阻止することが可能です。

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Check Point CloudGurad Dome9 は、クラウド環境のセキュリティ設定やコンプライアンスに必要なオペレーションを自動化することでリスク管理を容易にする、パブリッククラウドに特化した管理ソリューションです。日々更新されるシステム環境を継続的にモニタリングし、潜在的な設定ミスの検出や、セキュリティ設定の評価を自動的に行い、効率的で安全なクラウド環境を実現します。

CP CloudGuard Dome9

Check Point SandBlast Mobile は、ビジネスシーンで活用が広がるモバイル端末の不正なウェブサイト利用の検知とブロックを実施し、社内ポリシーと同様の運用を実現します。振る舞い検査によるマルウェア検知、フィッシングサイトの判別やブロックなど、UTM と同等のセキュリティを実現します。

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参考(外部リンク)

2019年上半期 国内情報セキュリティ市場予測を発表|IDC
国内モバイル/クラウドセキュリティ市場予測を発表|IDC
監査人の警鐘 – 2020年 情報セキュリティ十大トレンド|特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(JASA)
2019年のクラウドセキュリティを振り返る。アカウント情報の流出単位は「十億件」の大台に。

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