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iOSは感染しないは過去の話。脱獄させてない端末も感染
ZDNetJapan 2016/3/17記事
http://japan.zdnet.com/article/35079674/
iOSを狙う新マルウェア「AceDeceiver」を確認–ジェイルブレイクされていない端末にも感染
【記事概要】
- AceDeceiverという名称のトロイの木馬が発見された
- 従来は、”JailBreak:脱獄”
(利用者が認定外のアプリを使用するためのカスタマイズ)
をしているiOSを狙ったウイルスしかなかったが
脱獄していない通常利用のiOS端末に対しての感染が確認された。 - Windowsアプリ 爱思助手 Aisi Helper(www.i4.cn)というiOSを簡単に脱獄やカスタムするソフトウェア、であるように見えるソフトであり実際は、OS端末にウイルス感染をさせる仕組みを持っているソフトである。
- AceDeceiverに感染したiOS端末は、勝手に悪質なiOSアプリを攻撃者の運営するアプリストアから自動ダウンロード、インストールする。
- 便利(そうな)アプリを引き続き使用するために、偽装AppStoreへの接続用にAppleIDとパスワードを入力してしまう。
- 中国地域でのみ動作するウイルスだが、仕組み上他の地域でも動作させる事はすぐ可能だった。
【コメント】
- ついに、iOSの脱獄環境にもウイルスが混入してしまうニュースが出ました。
- Androidは以前から、カスタムの自由性が高い事からウイルス対策についても気を遣う必要があると報じてきましたが今後iPhoneらにも、アンチウイルスをはじめ、常時アプリ・接続先・設定変更を監視するようなアプリが導入必須になってきそうです。